シネサルの「映画のブログ」

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 『ゲスト』(2010 スペイン) ★★☆

2010年、スペイン、モノクロ、1:1.85、35ミリ上映、131分、スペイン語&仏語&英語&ポルトガル語&広東語&アラビア語&伊語(日本語字幕)
【監督&撮影&出演】ホセ・ルイス・ゲリン
【出演】実在の人々、北野武
2010/10/28(木)11:00-13:11鑑賞、TOHOシネマズ六本木ヒルズ2、60%/約369席、東京国際映画祭:WORLD CINEMA部門
 ホセ・ルイス・ゲリン監督が、『シルビアのいる街で』を上映する映画祭に訪れた際に、街に飛び出して撮りたいと思った様々なものを撮りまくり、時間順につないで出来たドキュメンタリー。
 ホテルの部屋の風に揺れるカーテン、ガラスのコップ越しの映像、車中からの横移動の風景など、彼はやっぱり映像センスがいい。
 路上で振り付きで歌っている若い女性たちを、品定めをするように望遠レンズで1人1人アップで撮るシーンは『シルビアのいる街で』をほうふつとさせる。
 貧しい人々の生活にかなりの時間を割いているところに、元々のドキュメンタリー映画作家ぶりを感じさせる。
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