最近はテレビ局の業績が悪化しているということで、その影響が表れている番組も見受けられてきている。
たとえば、「SMAP×SMAP」や「はねるのトびら」は、大掛かりなセットを使った企画をやらなくなったとか、頭を使ってゼロから作り出すコントのようなものをやらなくなったとか。
バラエティ番組で目立つようになったパターンといえば、芸人たちのトーク力に頼ったものとか、マーケティングの手法を駆使して視聴者を引きつけ（≒カモにして）、それに乗っかってくれそうなスポンサー相手に楽に取材をする情報系のものなど。
つまり、「カネ」「テマ」「アタマ」を使わないで作った番組が増えた。
その結果出来上がった番組は、観ている側の想像力の範囲の中に納まるような、わい化したものばかりで、驚きを与えてくれるものが少なくなった。
そんな中で、それでも「（少しでも）驚きがあるバラエティ番組」（必ずしもいつも面白いとは限らない）と個人的に思ったものはどんなものがあるか？挙げてみようと思い立った。
以下、日曜日から順番に
「サンデー・ジャポン」（ＴＢＳ系）
「シルシルミシルさんデー」（テレビ朝日系）
「モヤモヤさまぁ〜ず２」（テレビ東京系）
「世界の果てまでイッテＱ！」（日テレ系）
「中井正広のブラックバラエティ」（日テレ系）
「しゃべくり００７」（日テレ系）
「ありえへん∞世界」（テレビ東京系）
「コレってアリですか？」（日テレ系）
「ロンドンハーツ」（テレビ朝日系）
「あらびき団」（ＴＢＳ系）
「やりすぎコージー」（テレビ東京系）
「シルシルミシル」（テレビ朝日系）
「ゴッドタン」（テレビ東京系）
「おねだりマスカットＤＸ！」（テレビ東京系）
「和風総本家」（テレビ東京系）
「アメトーーク」（テレビ朝日系）
「ペケポン」（フジテレビ系）
「タモリ倶楽部」（テレビ朝日系）
「めちゃ2イケてるッ！」（フジテレビ系）
「潜入！リアルスコープ」（フジテレビ系）
「着信御礼！ケータイ大喜利」（ＮＨＫ）
こう見ると、フジテレビが以前より減っていると思われるのが、全体的な不振の印象を大きくしてるかも。
そして、1番多いのは、思った通りテレ東で、以下テレ朝、日テレの順。
最下位は、これも思った通りＴＢＳ（ＮＨＫは除く）。
まぁつまり、何が言いたかったかというと、映画に対する想いと一緒で、頑張っている人やセンスのある人は応援するし、その愛情の裏返しで、ダメな人にはちゃんと「ダメ」って言うということ。
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