シネサルの「映画のブログ」

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 2010/12/14(火)〜2010/12/15(水)の日記 (『魔術師』『ストライキ』『バーレスク』『信さん』『エリックを探して』)

【12/14(火)、晴、暑】
 夜にバーレスク』(★☆)の試写会に行くことにして、その前にル・シネマで『Ricky リッキー』を観ようと思っていたが、渋谷に向かう電車の中で最終的にもう一つ思いついた案である『魔術師』(★★)ストライキ』(★★☆)の2本立てを観にシネマヴェーラ渋谷に行くことにする。
 『Ricky』の開映時刻に合わせて渋谷に着いたので、それより遅い『魔術師』の開映時刻までヤマダ電機で少し時間をつぶしてから、14:55頃にシネマヴェーラに着く。
 すると、『ストライキ』の上映時間が当初の予定より長かったので、スケジュールが変更になったとの張り紙があった。
 しかし、代わりに休憩時間が短くしたスケジュールになっていたので、影響なし。
 チケットを買い、ロビー10分ぐらい待ってから入場。
 お客さんは20人ぐらい。
 予定より10分ぐらい遅れて、15:18頃に『魔術師』の開映。
 16?のサイレントのフィルムに、シネマヴェーラ製作の日本語字幕をビデオプロジェクターで重ねて映写。
 全くの無音は、慣れてないので観るのがつらい。
 終映は16:30ごろ。
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 短い休憩をはさんで、16:33から『ストライキ』の上映。
 BGMや効果音を追加したサウンド版の16mmプリントによる上映。
 終映は17:54頃。
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 すぐに渋谷駅に向かって、半蔵門線有楽町線を乗り換えて有楽町駅に着き、『バーレスク』の試写会場のよみうりホールに開映時刻18:30の5分ぐらい前に入場。
 お客さんはほぼ満席。
 『バーレスク』を観ているあたりから頭痛と目の痛みに悩まされる。
 終映は20:30頃で、田園都市線で帰る。
 電車の中でも、頭痛と暑さで気分が悪い。
 家に帰っても、何も出来ないし目も使いたくないしで、早めに寝る。
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【12/15(水)、暑】
 昨夜の頭痛は、目覚めたら完治していて、良かった。
 というより、今まで2日以上続いた頭痛を患ったことがないのだが。
 目覚めても頭痛だったら、死を覚悟することになるんだろうか?
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 19:00からのエリックを探して』(★★☆)の試写会に行く予定になっていて、その前に新宿ミラノ3での『信さん・炭鉱町のセレナーデ』(★★☆)も観に行くことにする。
 さらに、そのために家を出るまでの午前中から昼過ぎにかけて、インフルエンザの予防接種を受けようと思って、病院選定のためにネットで情報収集をする。
 電車の時刻をしらべてから家を出て電車に乗ったはずが、ホームの時刻表が思っていたのと違うものになっていて、1つ遅い急行列車に乗り換え、その急行も新宿駅到着が遅れて、劇場に着いたのが開映時刻15:30から8分ぐらい遅れぐらい。
 チケットを買って久しぶりのシネコンではない昔風の劇場の新宿ミラノ3へ。
 開映時刻には間に合わなかったけど、予告編の上映中に入場。
 お客さんは15人ぐらい。
 僕は、「シネコンVS旧型映画館」みたいな二元論的な考えは全くないのだが、新宿ミラノ3のある4階に上がるためのエレベーターがタバコ臭いのには、「さすがにこれじゃイカンだろう。」と思った。
 映画を観ている最中も、しばらくの間のどが痛かった。
 『信さん〜』で、信さんが最初に小雪と会って、川だか海だかに入って泣いたとき、川側から海に向かって撮ったカットの背景の海面が全く波が無く鏡のようだった。
 でも、次のカットで逆に海側から川側を撮ったときには、小波が立っていた。
 ということは、あの鏡の海面は「CG」なのか?
 『信さん〜』は、1963年と1970年頃の話で、立派な「時代劇」。
 時代考証は本当に素晴らしかった
 お金も相当かけてそう。
 自分も裕福じゃなかったと思うけど(家に電話が無かったし)、それでも炭鉱町とは別ランクだったのだろうか?
 終映は18:35頃。
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 すぐに新宿駅に向かって、中央線で中野駅まで乗り、駅から延々歩いて『エリックを探して』の試写会場のなかのZERO大ホールに、開演時刻19:00の5分ぐらい前に着く。
 お客さんは75%ぐらいの入り。
 19:00からは、予定していたトークゲストの元サッカー選手の小倉隆史さんがインフルエンザで休みということで、代わりにスポーツジャーナリストの二宮清純氏と中西哲生氏が、襟川クロの司会進行でトークが始まる。
 映画に関係のあるサッカーの話として挙がったのは、マンチェスターユナイテッドはホームでは高い入場料を払える人か衛星放送に加入している人じゃないと観れないので、映画の主人公たちのようなそれ以外の人たちは、パブでテレビを観るか、バスをチャーターしてアウェー戦を観に行くということ。
 しっかりした内容のトークイベントだった。
 少なめのメディアによるフォトセッションが終わって、19:30頃から本編の上映。
 悩みを抱える主人公のところに、いるはずのないエリック・カンテガ選手が現れて話し相手になる構成って、前例として何があったっけ?と考えて思い浮かんだのが、大林宣彦監督の『ふたり』
 終映は21:30頃で、新宿から小田急で帰る。