シネサルの「映画のブログ」

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 『丹下左膳』 ★★

1952年、日本(松竹)、モノクロ、1:1.33、光学モノラル、92分、日本語
【監督】松田定次【原作】林不忘
【出演】坂東妻三郎、淡島千景高田浩吉、他
2013/05/03(金=祝)鑑賞、WOWOW放映
 百万両の隠し場所が書かれた「こけ猿の壺」を手にした左膳が騒動に巻き込まれる。
 何回も映画化されている話で、その中で一番有名な『丹下左膳餘話 百萬両の壺』(1935年)ぐらいしか観ていないが、あのゆるゆるな傑作に比べると、こっちはアクションも多くてテンポも速い。
 日本映画史上最大規模の怪物俳優である阪妻が、怪物のようなキャラの左膳を演じるとなれば、もっとすごい映画になっても不思議ではないと思うのだが、意外に普通。
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