シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『座頭市海を渡る』 ★★

1966年、日本(大映)、カラー、1:2.35、82分、日本語
【監督】池広一夫【脚本】新藤兼人【原作】子母沢寛
【出演】勝新太郎、安田道代、東野孝彦、井川比佐志、田中邦衛三島雅夫山形勲、他
2013/06/10(月)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 四国に渡って八十八か所巡りをしている座頭市は、襲いかかってきた男を返り討ちにし、男が乗っていた馬に連れられて彼の妹お吉(安田)の村にやってきた。
 その村のスイカ畑を奪おうと、山賊まがいのヤクザの親分(山形)が脅しをかけていて、お吉以外が暴力に訴えることを反対する中、市が一人で立ち向かった。
<感想>
 シリーズ14作目。
 出だしは、船の中のスリをやっつけるまでのスリリングな展開や、山寺の石段のシャープな映像などで期待したが、後半になって物語の動きが少なくなったのは残念。
 『真昼の決闘』タイプの、庶民が恐れて暴漢に立ち向かわない話は面白くなりそうだったんだけど。
.