シネサルの「映画のブログ」

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 『新座頭市物語 笠間の血祭り』 ★★☆

1973年、日本(東宝)、カラー、1:2.35、92分、日本語
【監督】安田公義【製作&出演】勝新太郎、他【原作】子母沢寛
【出演】十朱幸代、岡田英次佐藤慶岸部シロー、土屋嘉男、横山リエ、志村喬、他
2013/06/13(木)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 故郷の笠間に帰ってきた座頭市は、大商人になって故郷に戻ってきた幼なじみの新兵衛(岡田)と再開した。
 しかし、彼は年貢を多めに徴収している代官(佐藤)と結託して、村人のものだった採石場をの権利を奪い取り、市を育てた乳母を良く知るおみよ(十朱)をはじめとする町の女たちを狙っていた。
 飢饉に苦しむ農民たちの苦しみをよそに私服を肥やす新兵衛たちに、ついに市の怒りが爆発した。
<感想>
 シリーズ25作目で、とりあえずシリーズ最後の作品。
 故郷や悪人になってしまった幼なじみに対する市の複雑な想いが加わって、深みのある物語になっている。
 隠れていた米俵の中から飛び出しざまに斬ったりなどの奇抜なアクションも見どころ。
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