2011年、日本(松竹)、カラー、1:2.35、123分、日本語
【監督】蔵方政俊
【監督】三浦友和、余貴美子、小池栄子、中尾明慶、吉行和子、塚本高史、岩松了、徳井優、中川家礼二、仁科亜季子、清水ミチコ、立川志の輔、米倉斉加年、西村雅彦、他
2013/07/27(土)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
富山の鉄道会社で運転手をしていて、定年間近の三浦友和が、専業主婦の余貴美子が看護の仕事を始めたいと言ったのを許さなかったので、彼女は離婚届を突き付けて家を出た。
<感想>
副題のとおり、妻に愛情表現できない高齢者の不器用ぶりがメインテーマだが、そこから発展する展開がまるっきり想像の範囲内でしかない映画。
三浦友和演じる主人公は、自分勝手を強要して、すぐにしょうがない人間の印象が植えつけられるのだが、クライマックスで頑張る姿を見せるところまで持っていってグッとさせるのは、当代随一の実力派である友和のなせる業。
「不器用ですから」の高倉健よりも不器用キャラが様になる。
(あくまでキャラで、本人が不器用とは言ってない。それは健さんも同じだけど。