シネサルの「映画のブログ」

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 『銭形平次』(1951年) ★☆

1951年、日本(大映)、モノクロ、1:1.33、83分、日本語
【監督】森一生【原作】野村胡堂
【出演】長谷川一夫長谷川裕見子、日高澄子、三條美紀、他
<ストーリー>
 サイコロの目の刺青を入れた男たちが次々と殺された。
 平次(長谷川)の調べで、彼らは山道で公金を奪った6人組のメンバーだったことが判り、1人残る五の目の刺青の男を探した。
<感想>
 容疑者の中から真犯人を探す謎解きサスペンスっぽい展開になる。
 でも、謎解きの説明を台詞に頼りすぎるのがこの頃の映画で、言葉だけでは解りにくいし、長々しゃべっていると単調に感じたりしてしまう。
 テレビの銭形平次では、銭を1枚投げただけであてられた相手が痛がって捕まるというパターンだが、ここでは単筒を構える相手が撃てないように間断なく20枚ぐらい投げ続けていて、確かにこっちの方がリアリティがある。
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