シネサルの「映画のブログ」

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 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 ★★☆

【原題】"Star Trek Into Darkness"(意味「闇の世界への星間行脚」)
2013年、アメリカ、カラー、1:2.35、デジタル3D、132分、英語(日本語字幕)
【監督&製作】J・J・エイブラムズ、他
【出演】クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナカール・アーバンサイモン・ペッグアントン・イェルチンジョン・チョー、アリス・イブ、ブルース・グリーンウッドベネディクト・カンバーバッチピーター・ウェラーレナード・ニモイ、他
2013/09/19(木)鑑賞、109シネマズグランベリーモール9(IMAX)
 面白かった。
 見せ場の数々が手際よく展開して、全然退屈しなかったという意味で。
 ただし、観ている間は何も心に引っかからず時間が過去から未来にスムーズに流れていき、観終わっても何も残らなくて、はたして観て良かったのか?観なくても良かったのか?

 映画館にぷらっと立ち寄って、2時間ぐらい楽しめればいいという、プリミティブな映画の楽しみ方は満たしていたことにはなる。
 ただ、娯楽や暇つぶしなら他に沢山、しかもより安上がりに出来る今の状況で、それらに対抗して大金をかけたプロジェクトである映画で商売しようとしている状況に疑問を感じてしまう。
 映像技術や見せ方が行きつくところまで行った結果なのか、(他の娯楽と比べて)映画の「これは面白い」と堂々と主張できる点って何だろう?という疑問が深まった感じ。