シネサルの「映画のブログ」

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 『丹下左膳』(1958年 東映) ★★

1958年、日本(東映)、カラー、1:2.35、99分、日本語
【監督】松田定次【原作】林不忘
【出演】大友柳太朗、大川橋蔵美空ひばり東千代之介月形龍之介大河内傳次郎山形勲多々良純松島トモ子三島雅夫、左ト全、他
2013/09/23(月=祝)、WOWOW放映
<ストーリー>
 伊賀柳生藩の対馬守(三島)が百万両の軍用金の隠し場所が書かれているこけ猿の壺を持っていると嗅ぎ付けた大岡越前(月形)はと吉宗(東)は、日光東照宮のの改宗を伊賀柳生藩に命じることにした。
 対馬守の弟の源三郎(大川)が江戸の千葉道場に婿入りを控えていて、壺の秘密を知らずに壺を弟に持たせててやった。
 道場の後釜を狙った師範の丹波(山形)は、婿入りを阻止するために、壺に賞金をかけて盗ませたが、壺は丹下左膳(大友)の手に渡った。
 左膳が丹波のところに壺を持って行き、左膳が賞金を釣り上げたため交渉は決裂し、そこに現れた源三郎と左膳が壺を巡って争うが、2人は意気投合した。
 壺は伊賀の国に戻ったが偽物で、密かにすり替えた蒲生泰軒(大河内)から大岡越前の元に渡ったが、壺には欲を戒める言葉があっただけだった。
 源三郎が婿入りした後も道場が諦めきれない丹波は、左膳が面倒を見ているちょび安(松島)と、源三郎の妻の萩乃(美空)を誘拐したが、蒲生泰軒も悪事に感づいて、丹波一派は取り押さえられた。
 ちょび安が未婚の対馬守の落とし子だと判り、伊賀へと向かうちょび安の一行に源三郎と萩乃もついて行った。
<感想>
 東映スコープ公開一周年記念のオールスター作品で、江戸城のセットも豪華でエキストラも多い。
 丹下左膳は、その豪快な台詞回しや動作だけで面白く見えてしまう、特異なキャラ。