シネサルの「映画のブログ」

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 『あにいもうと』(1976年) ★★

1976年、日本(東宝)、カラー、1:1.33、88分、日本語
【監督】今井正【脚本】水木洋子【原作】室生犀星
【出演】秋吉久美子草刈正雄池上季実子大滝秀治賀原夏子、下絛アトム、大和田獏、蟹江敬三絵沢萠子なべおさみ伊佐山ひろ子藤原釜足、他
2013/09/27(金)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 工場に勤めていたもん(秋吉)が妊娠して実家に帰ってきて、妹のさん(池上)もふしだらな娘呼ばわりされ恋人の鯛一(大和田)の親に交際を反対された。
 家族の中で兄の伊之吉(草刈)だけがもんを罵りまくり、いたたまれなくなったもんは家を出て、工場の先輩だったストリッパーのローザ(絵沢)のところに転がり込んだ。
 一年後、もんの子の父親の小畑(下條)が、禁則が明けて家に謝りに来て、もんの父(大滝)はもんの居所は判らず
子供は流産したと言って冷たく追い返したが、伊之吉は帰る途中の小畑を殴り、もんに近づくなと忠告した。
 それから3か月後、あばずれた格好のもんが帰って来て、伊之吉が小畑を殴ったと聞いたもんは、伊之吉と大喧嘩になり母のりき(賀原)とさんが必死に止めた。
 自分の家へと帰るもんとさんを、伊之吉がトラックに乗せてやり、もんに「遠くに行くな。帰ってこい。」といい、もんは涙を流すのだった。
<感想>
 兄妹間の愛憎を中心に人々を描いた映画。
 ストーリーはシンプルで、人物の言い合いの芝居で見せる。