シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『甘い鞭』 ★★☆

2013年、日本(角川)、カラー、1:1.85、日本語、R-18
【監督&脚本】石井隆【原作】大石圭
【出演】壇蜜間宮夕貴、中野剛、中島ひろ子竹中直人、屋敷紘子、中山峻、諏訪太朗、他
2013/10/08(火)鑑賞、丸の内TOEI2
 高校生の時に監禁強姦されたことがきっかけで、夜になるとSMグラブでマゾの女として働く女医の話。
 その筋の性癖の理解が不可欠なストーリーだったら困る、と思いながら観ていたが、それは杞憂に終わり、観終わってみるとフィクションとして納得できるストーリーで、まとまった作りになっていた。
 謎を秘めた終わり方になっているが、「あれは何か?」というのはどうでもよく、しいて言えば可哀想な女に対する石井監督の優しさが形になったものだろう。