シネサルの「映画のブログ」

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 『エアポート'75』 ★★

【原題】Airport 1975(意味「『[大]空港』1975年版」)
1974年、アメリカ、カラー、1:2.35、106分、英語(日本語字幕)
【監督】ジャック・スマイト
【出演】チャールトン・ヘストン、カレン・ブラック、ジョージ・ケネディ、エフレム・ジンバリスト・ジュニア、スーザン・クラーク、ヘレン・レディ、リンダ・ブレアマーナ・ローイグロリア・スワンソン、他
2013/11/19(火)鑑賞、WOWOW放映放映
<ストーリー>
 ワシントンD.C.からロサンゼルスに向かうジャンボ機の操縦席部分に小型飛行機が空中衝突し、操縦できるものがいなくなり、客室乗務員のナンシー(ブラック)が無線で指示を受けて操縦した。
 彼女の恋人で航空会社の重役のマードック(ヘストン)が、ヘリコプターから降下して操縦席にあいた穴から乗り移り、空港に着陸させることに成功した。
<感想>
 『大空港』(1970)に続くエアポートシリーズの2作目。
 ただし、ジョージ・ケネディが毎回パトローネ役で出演する以外は、各作品の関連性がないシリーズ。
 『大空港』はパニック映画の元祖にして既にグランド・ホテル形式を取り入れてドラマに厚みを持たせ、単なる危機回避映画にはしてなかった。
 『大空港』の成功パターンを取り入れた本作も同様に複数の人間ドラマが並行して進むが、いずれもかなりおざなりで、無くしても構わない様なものばかり。
 主演のチャールトン・ヘストンは、ジャンボ機に乗り移った時点でお役目終了で映画も終わりが見えてしまった。
 それ以前の、カレン・ブラックが操縦を余儀なくされるところが結果的に一番の見どころだった。
 クレジットには明記されてないが、おそらく前作に引き続き、ボーイング社が積極サポート。