シネサルの「映画のブログ」

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 『エアポート'77/バミューダからの脱出』 ★☆

【原題】Airport'77(意味「『[大]空港』1977年版」)
1977年、アメリカ、カラー、1:2.35、113分、英語(日本語字幕)
【監督】ジェリー・ジェームソン
【出演】ジャック・レモンジェームズ・スチュアート、リー・グラント、ブレンダ・ヴァッカロ、オリヴィア・デ・ハヴィランドジョゼフ・コットンクリストファー・リージョージ・ケネディ、他
2013/11/20(水)鑑賞、WOWOW放映放映
<ストーリー>
 富豪(スチュアート)のプライベートジャンボ機に積まれた美術品の強奪を目当てに、副操縦士を含む一味がハイジャックをするが、着陸地のカリブ海の島の空港に低空飛行で向かう途中で石油基地に衝突して墜落し、海底に沈んだ。
 機長(レモン)は機体にあいた穴から決死の覚悟で海上に浮上して救助を呼び、軍が駆けつけで機体を引き揚げた。
<感想>
 エアポートシリーズの3作目で、回を重ねるごとに乗客のドラマ部分がお粗末になってきた。
 ついでに、シリーズのレギュラーのジョージ・ケネディも、ほとんど活躍しない。
 パニック映画らしいトラブル回避は、海底の機内から機外に出て海上に浮上するところだけで、軍が駆けつけてからの終盤が救助作業が手順通り進むだけでは面白くなるはずがない。
 水流に巻き込まれる乗客役の人たちの努力も報われない。