シネサルの「映画のブログ」

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 『ルビー・スパークス』 ★★

【原題】Ruby Sparks(意味:(役名))
2012年、アメリカ、カラー、1:1.85、104分、英語&仏語(日本語字幕)
【監督】ジョナサン・デイトンヴァレリー・ファリス 【脚本&製作総指揮&出演】ゾーイ・カザン、他
【出演】ポール・ダノアントニオ・バンデラスアネット・ベニングスティーヴ・クーガンエリオット・グールド、他
2013/01/25鑑賞、シネクイント
<感想>
 私はクリエイターじゃないけど、フィクションの中の登場人物は誰かの創作じゃなく、本当に生きていて勝手に動き回っているようなのが最高だと思う。
 だから、この作品の創作物に対する創作者の内向きな想いには違和感を感じた。
 特に後半で。
 ルビーが純粋に恋愛対象だった最初の方は良かったのだが。
 「恋に落ちる」ことと「創作や想像」は、人間の想いの力が最も表れることであり、どっちか1つだけを取り上げても映画をエモーショナルにするには十分なテーマだと思うが、2つ欲張って両立しきれなかった感じ。