シネサルの「映画のブログ」

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「刑事コロンボ『二つの顔』」 ★☆

【原題】Columbo: Double Shock(意味「二重の衝撃」)
1972年、アメリカ、カラー、1:1.33、吹替、73分
【監督】ロバート・バトラー
【出演】ピーター・フォークマーティン・ランドー、他
2017/03/23(木)鑑賞、2015/10/22()再放送(NHK-BSプレミアム)
<ストーリー>
 若い女との結婚を控えた男が自宅で入浴中のところ、甥のデクスター(ランドー)がやってきて感電死させ、器具でトレーニング中に心臓発作で死んだように見せかけた。
 コロンボ(フォーク)は、タオルが濡れていたので入浴の後のトレーニングは不自然だと思い、莫大な遺産を継ぐデクスターか、仲の悪い双子の兄のノーマン(ランドー)の何れかが殺したとにらんだ。
 被害者の弁護士がデクスターに、遺産をすべて婚約者に遺すという遺書があると言い、契約延長を条件に弁護士が彼女が持つ遺書を取り上げるために家に行くと、窓から落ちて死んでいた。
 コロンボは、実は双子が協力して相方になりすましたり2人で死体を運んだりしていたことをつきとめた。
<感想>
 犯人が判っているいつもの展開と違い、双子のうちのどちらが犯人か判らない状態で物語が進み、ミスリーディングがあってオチも意外性があるのだが、特筆すべきはそれだけで、全体的に印象が弱い。