シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『フェルプス危機一髪!』」 ★★ 

【原題】The Town(意味「町」)
シーズン2、第21話
1968年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】マイケル・オハリヒー【脚本】サイ・ソルコウィッツ【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーバス、他
2017/04/05(水)再放送(17:59BSジャパン)&鑑賞
<ストーリー>
 鹿狩りのためにローラン(ランドー)と山で待ち合わせをしていたジム(グレイヴス)が途中立ち寄った町は、亡命者の暗殺をもくろむ組織が支配していて、ボスの医師は秘密を知ったジムを薬で身動きできなくして脳卒中患者として入院させた。
 後から来たローランが病室に来て、ジムはまばたきで危機を知らせ、ローランはジムの家族としてシナモン(ベイン)たちに電話をかけて呼び寄せた。
 逆に医師を拘束したローランは、石膏で医師の顔の型を取って医師に成りすまし、ロサンゼルスに行った暗殺者には待つように電話で指令を出し、組織の全メンバーを集めたところに警官隊が来て一網打尽にした。
<感想>
 指令ナシ、前準備ナシのストーリーなので、ストーリーも地味。
 まばたきで意思を伝えるのが最大の難関なのだが、上手く見せ場に出来てない。
 前準備ナシでも変装マスクを作ることになるのだが、道具はウィリーが持ってきたとして、石膏がガソリンスタンド併設の薬局?に都合よくあるか?とか、短時間で作れるか?とか、ボスである医師が暗殺遂行中の大事な時期に仲間から離れて長時間拘束されて感づかれないのがおかしいとか、その他にも、暗殺者が町から先にロサンゼルスに向かったのに、その後にどこからか出発した仲間が先に町に着くのはおかしいとか、無理がない作戦なのに設定の穴は多い。
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