【原題】The Heir Apparent(意味「法廷推定相続人」)
シーズン3、第1話
1968年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】アレクサンダー・シンガー【脚本】ロバート・E・トンプソン【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーバス、他
2017/04/19(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/04/21(金)鑑賞
<ストーリー>
跡継ぎを遺さずに亡くなった国王の代わりの摂政を任命する大司教に対し、独裁を狙う将軍が自分を任命しなければクーデターを起こすと脅した。
その阻止を命じられたIMFは、幼い時に消息不明になった王女を自称する盲目の老女にシナモン(ベイン)が成りすまし、王女が生きているとの噂を流し、幼い王女を診察した医師に成りすましたローラン(ランドー)が将軍に王女の情報を話した。
バーニー(モリス)とウィリー(ルーパス)がわざと捕まって王宮の独房に入り、そこから通じる金庫室に入って、王女が愛用したからくり箱の開け方を探った。
将軍はシナモンと、彼女を王女に仕立てたジム(グレイヴス)の居場所を突き止め、将軍は公的な場で彼女の正体を暴いて大司教の信用を落とそうとしてジムと取り引きをした。
大司教と将軍とローランが立ち会う査問会でシナモンの尋問が始まり、最後にからくり箱を開ける試験で、シナモンはバーニーが残した目印に従って開けて見せた。
箱の中には、将軍の反乱を記した国王の偽の日記が入れられていて、将軍が切り札に取っていた医師もローランが変装を解いたことで消え去り、将軍は逮捕され、王女と認められたシナモンは、王位は継がずに大司教に任せて、国外へと去っていった。
<感想>
作戦は、メンバーの能力頼みの出たとこ勝負で、かなり危なっかしい。
でもそれ以上に、細かい細工の描写などのような、画的な明確さとそれによる緊張感がないので、全体的にモヤっとした仕上がりの作品。
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