シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『西側への扉』」 ★★★

【原題】The Bank(意味「銀行」)
シーズン2、第4話
1967年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】アルフ・クジェリン?【脚本】ブラッド・ラドニッツ【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーバス、他
2017/06/21(水)再放送(18:58 BSジャパン)、2017/06/21(水)鑑賞
<ストーリー>
 (ベルリン?の)東地区の銀行の支配人は、西側への逃亡を手助けすると称して逃亡者を次々と殺して彼らの財産をナチ再興の資金にすべく貸金庫に蓄えていた。
 元銀行強盗のIMFメンバーのポールが銀行の下調べをしているところを、連邦警察になりすましたジム(グレイヴス)が連行し、警備のため部下のシナモン(ベイン)を金庫室の受付嬢にさせた。
 ジムが支配人に、金庫室内の外国通貨の番号の調査を命じ、その間に金庫室内の監視カメラの録画テープで、支配人がお金を隠している部分を盗み出した。
 逃亡希望者に成りすましたローラン(ランドー)が、金庫室の抜け穴から地下道へと通され、穴に落ちて殺された振りをし、マンホールから脱出した。
 ポールの強盗仲間になりすましたバーニー(モリス)が借りていた貸金庫を開けに来て、ジムと支配人が監視カメラで警戒する中、シナモンが金庫室に入ってカメラの前に金庫室内の写真を置き、隠し場所の金庫に爆弾を仕掛けて抜け出し、バーニーが爆発させ金庫を持ち出した。
 ジムの部下に成りすましたウィリー(ルーパス)が現われバーニーとポールを連行し、駆けつけた警察署長の前でジムが金庫を開けようとすると、支配人とナチの残党が奪い返して金庫室から逃げようとしたが、抜け穴はローランとポールが塞いでいて、一味は署長に引き渡された。
<感想>
 作戦はシンプルだが手の込んだ細工も豊富で、敵の目を盗んで短時間で作業するスリリングな展開もあり、オチも爽快で、かなり上出来の作品。
 バーバラ・ベインのアップだけソフトフォーカスなのが少し気になったが、今まで気づかなかっただけか?この監督に限った趣向なのか?はまだ不明。
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