シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『第三次世界大戦』」 ★☆

【原題】The Numbers Game(意味「数字ゲーム」)
シーズン4、第2話
1969年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】レザ・バディ【脚本】リー・ヴァンス【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパス、他
2017/07/19(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/20(木)鑑賞
<ストーリー>
 ヨーロッパの民主国家でかつて独裁者だった将軍が、権力奪還のために内戦を起こそうとしていた。
 IMFのメンバーである将軍の主治医が将軍に肺炎の症状を起こさせ、眠ったすきに人形とすり替えて将軍を地下室に運んだ。
 将軍が目覚めると、軍人に成りすましたIMFが地下室を占拠していて、ウソのTV映像で第三次世界大戦が起こり放射能汚染で地上には出られないと将軍に思わせた。
 自分の病状回復のためには、軍人が持っていたペニシリンが必要を思った将軍は、引き換えにコンピュータを操作してスイスの隠し口座の番号を教え、IMFは将軍たちを地下に残して国外に脱出し、口座のお金も引き出して将軍の革命の資金を奪った。
<感想>
 敵に接近するという一番困難な仕事が、敵の主治医として既に済んでいた、というのでかなり拍子抜けするストーリー。
 他にも、口座番号を聞き出すために、医者の立場を利用してもうすぐ死ぬと思わせるというのも、作戦としてベタで洗練されてないことにも拍子抜けした。
 シーズン4の2作目でこの調子だと先が思いやられるほどの低調ぶり。