シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『にせ札を見破れ』」 ★★

【原題】Fool's Gold(意味「(黄鉄鉱)見掛け倒しの物」)
シーズン4、第5話
1969年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】マリー・ゴールデン【脚本】ケン・ペタス【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパス、サリー・アン・ハウズ、他
2017/07/20(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/22(土)鑑賞
<ストーリー>
 東側の連邦人民共和国の大蔵大臣ストラヴォスが、西側に友好的なバカーン王国のニセ札を作って、国のすべての金の兌換を要求し、バカーン王国を壊滅させようとしていた。
 紙幣の兌換のためにバカーン王国から来た役人に成りすましたジム(グレイヴス)とニセ札づくり役のパリス(ニモイ)が蔵相を訪ね、パリスが紙幣を検査している時に発火装置付きの札束を忍ばせた。
 パリスは蔵相に、バカーンの保有量は実は倍で、増刷することを勧め、調べた札がニセ札であることを黙っている代わりに分け前を要求した。
 バーニー(モリス)が照明に仕掛けた鏡と拡大メガネでウィリー(ルーパス)が大蔵省の金庫室の番号を読み取った。
 パリスは蔵相に、自分の仲間が翌日ニセ札を印刷すると持ち掛け、その夜に金庫を破って、中にあった原版をすり替えた。
 パリスの仲間として現れたバーニーとウィリーとで印刷機を動かし、バーニーが発火装置を作動させ、配管を変えてあったスプリンクラーから酸が吹き出し、札束は黒焦げになった。
 新たに刷った札を兌換する手続きが始まり、ニセ札だとバレ、立ち会っていた首相は蔵相に責任を負わせた。
<感想>
 作戦の出来はまずまずで、惜しいのは金庫室の中の原版の場所をパリスが判ってたのがつじつまが合わないところ。