シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『死の監房』」 ★★

【原題】Death Squad(意味「死刑分隊/暗殺隊」)
シーズン4、第24話
1970年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】バリー・クレイン【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパス、他
2017/09/28(木)17:58再放送、BSジャパン、2017/09/30(土)鑑賞
<ストーリー>
 スペイン語圏の国の画家のアルマに、ニューヨークの画廊からの言付けを伝えるために休暇で来ていたバーニー(モリス)は、アルマと恋に落ちたが、エルマの部屋に彼女に横恋慕した警察署長の弟が訪ねてアルマをナイフで脅し、バーニーと格闘するうちに窓から落ちて死んでしまい、署長は彼を殺人罪で逮捕した
 アルマは、バーニーと一緒に来ていたジム(グレイヴス)に連絡したが、署長はバーニーを有罪と決め、不法賭博常習犯のリヴァと共に、元死刑執行官の署長が密かに組織している死刑分隊の監房に入れられた。
 ジムはIMFメンバーを呼び寄せ、インターポールに成りすましたウィリー(ルーパス)が所長に面会し、エメラルドを盗んだ宝石泥棒のメンバーとして、ジムとバーニーの手配写真と、署長が処刑したガモーレという男の名前を挙げ、所長はエメラルドの横取りを狙ってバーニーの処刑を延期し、ジムにバーニーと面会して隠し場所を聞き出すように脅した。
 警察署に赴任してきた警官としてパリスがジョカロ警部補と会い、ニセ警官だと見破った警部補に、仲間のガモーレが懐中時計に隠したエメラルドを目当てに警官に成りすましたとパリスは白状した。
 ジョカロが処刑された人たちの所持品を調べるために行った倉庫に、絞首台と死体処理の硫酸プールがあるのを、後をつけたジムたちが見つけた。
 バーニーとリヴァが倉庫に連行され刑が執行されたが、絞首台に細工をしていたIMFが2人を脱出させ、証拠の所持品を知事に送った。
<感想>
 音声の指令によるものでなく、IMFの仲間を救うための作戦を描く、変則ストーリーの回。
 しかも、バーニーに恋人ができてラブシーンもあるのだが、さすがに「スパイ大作戦」では恋人がいる設定は邪魔になるだろうから、この回以降は出演しないかな?
 それより、ジムとバーニーが休暇で半月も海外で一緒に滞在していたみたいだが、そんなのある?
 偽名使ってたみたいだけど、本当に休暇?
 なんか怪しい。
 今回も、バーニーの活躍が少ない急ごしらえの作戦のせいか、地味な部類の回だったが、手堅さは感じられる。