シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『クレーン車は見ていた』」 ★★★

【原題】The Crane(意味「クレーン車」)
シーズン4、第23話
1970年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】ポール・クラスニー【脚本】ケン・ペッタス【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパス、他
2017/10/02(月)17:58再放送、BSジャパン、2017/10/02(月)鑑賞
<ストーリー>
 軍事独裁政権下の反政府ゲリラのリーダーのコンスタンチンが捕まり、24時間以内に彼を首都に護送して処刑しようとする将軍と保安長官から彼を救い、政権に打撃を与える事を命じられた。
 コンスタンチンの同士に成りすましたジム(グレイヴス)が将軍の部屋に突入して、軍事政権に寝返ろうとしているコンスタンチンと将軍たちを殺すと言って銃を突きつけるが、兵士に成りすましたウィリー(ルーパス)がジムを取り押さえ、ジムは拘束された。
 一方、護送中のコンスタンチンをパリス(ニモイ)とバーニー(モリス)が工場地帯で襲って、ガスで眠らせたコンスタンチンを容器に入れてクレーン車で釣り上げて隠した。
 襲撃現場周辺の捜索状況を見に行った長官に代わって、パリスが彼の声色で将軍からの電話に出て、コンスタンチンから条件付きで降伏するとの連絡を受けて、その待ち合せ場所を将軍に伝えた。
 将軍の部下の少佐が待ち合せ場所のビルに入り、「コンスタンチンと保安長官と共に軍事政権を倒そう」というビラの印刷機を見つけて将軍に知らせた。
 パリスがコンスタンチンの声色で長官に電話で「処刑で殉教者にする代わりに亡命を見逃せ」と言い、長官は広場で会うと言った。
 将軍はジムに「コンスタンチンに、長官ではなく自分と組むように協力しろ」と言い、ジムは将軍が誓約書を書くことで了承した。
 コンスタンチンの使いとしてパリスが長官と会って彼を薬で眠らせて捕らえ、一室で彼をコンスタンチンに変装させ、銃で狙ってるからしゃべるなと長官を脅した。
 そこにジムに連れられた将軍が現れ、長官に「長官を処刑しコンスタンチンと組む」との誓約書を見せた。
 長官はIMFが用意した銃で将軍を射殺し、IMFはコンスタンチンをクレーン車から降ろしその場から連れ去った。
<感想>
 指令の時から24時間以内の護送中にしか奪還のチャンスはないのに、いつもの通りジムはIMFのファイルから悠長にメンバーを選び、ジムの部屋で作戦を話し、東欧っぽい国に飛んで、爆薬とか印刷機とかの多数の準備をして、複雑な作戦を実行するのだから、ウソみた〜い。
 それはさておき、始まって間もなく波乱の幕開けで、終盤まで怒涛の展開でムダがなく進み、かなり上出来の回だった。