シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『薬物汚染を食い止めろ!』」 ★★

【原題】Flip Side(意味「B面」)
シーズン5、第2話
1970年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】ジョン・リュウエリン・モクシー【脚本】ジャクソン・ギリス【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイレスリー・(アン)・ウォーレン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパス、サル・ミネオ、他
2017/10/11(火)17:58再放送、BSジャパン、2017/10/11(火)鑑賞
<ストーリー>
 表向きには芸能事務所を経営しながら西海岸の薬物密売を一手に手掛けるブラッケン(ミネオ)、メキシコの倉庫から彼に薬物を提供するマキシミリアン、マキシミリアンにアメリカから薬物を輸出するアメリカの製薬会社のキャメロンの告発の指令をジム(グレイヴス)が受けた。
 キャメロンがマキシミリアンに会いに来たレストランに、マキシミリアンの昔の恋人の女優の娘に成りすましたダナ(ウォーレン)が歌手としてギター伴奏のパリス(ニモイ)と共に出演し、マキシミリアンは少女時代以来の再会を喜び、ダナは妻同伴のキャメロンに色仕掛けで接近し、ロスの滞在場所を教えた。
 ジムはデンバーの新顧客としてブラッケンと会い、前金を払って大量の薬物を発注し、ブラッケンはマキシミリアンに密輸を倍増することを依頼した。
 ロスに来たマキシミリアンは、ダナたちを連れてブラッケンに会わせ、オーディションを仲介した。
 キャメロンからマキシミリアンへの薬物の輸送しているトラックにバーニー(モリス)が忍び込んで発信器入りの錠剤を紛らせ、尾行してメキシコの倉庫からアメリカに運び出されたのを突き止め、トラックごと奪って錠剤入りのピーナツの缶をすり替えた。
 キャメロンはホテルの自室にダナを招いたが、彼女が大量の薬物を飲んで突然死んでしまい、飛び込んできたパリスに、キャメロンは遺体をどこかに放置して欲しいとパリスに頼んだ。
 バーニーがトラックをブラッケンの所に運んだが、缶の中身がピーナツに変わっていて、受け取るはずだったジムはブラッケンに早期納入を要求し、ブラッケンはキャメロンにすぐに直接薬物を運ばせた。
 その薬物の取引現場をバーニーが証拠の写真を撮影し、逮捕されたキャメロンに、ダナは本物の娘は薬物で死んだと伝えた。<感想>
 前回のシーズン5第1話から変わったオープニングが、この第2話でも続いているので、今後はこの新オープニングになると思われる。
 派手な仕掛けやウソみたいな機器に頼らない作品なので、ウソっぽさが少ないのは良いのだが、ダナが二十年ぶりに会った娘に成りすましているのに、複数の人が「本人だ」とすぐに納得しちゃうのが不自然。