シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『大量殺戮兵器』」 ★★☆

【原題】The innocent(意味「罪なき者」)
シーズン5、第3話
1970年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】ジョン・リュウエリン・モクシー【脚本&原案】マーク・ノーマン【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイレスリー・(アン)・ウォーレン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパスサム・エリオット、他
2017/10/16(月)17:58再放送、BSジャパン、2017/10/16(月)鑑賞
<ストーリー>
 中東某国が開発した化学兵器デホミナントAに続くデボミナントBの量産化が間近で、使用される前にバーニー(モリス)とウィリー(ルーパス)がソ連軍が関わる製造工場に潜入して、開発に使われているコンピューターのデータを消そうとしたが、バーニーが漏れたデホミナントAを踏んだことで中毒になり、すぐに脱出を試みるも警備兵に見つかってウィリーだけがジム(グレイヴス)たちの元に戻った。
 任務遂行と、死ぬまでの3時間半以内にバーニーを救出するため、ジムは休暇で当地を訪れている工学博士のジェリーに、バーニーに代わってコンピューターの操作をさせることにした。
 ダナ(ウォーレン)が国防総省にあるジェリーの資料を携えて彼に任務を依頼したが断られた。
 パリス(ニモイ)がその国の捜査官に成りすまして、ジェリーの目の前で恋人を麻薬所持をでっち上げて連行し、彼女を人質にダナの依頼を受けてアメリカの活動を探るように脅した。
 IMFとジェリーは排水管から工場に潜入したが、パリスがIMFだとバレるも、工場から脱出するためにもIMFに協力するように頼んだ。
 開発を指揮するヴァザン博士に、彼の顔見知りの博士に成りすましたジムが電話をかけ、ヴァザンが軍の仕事をしてるとの噂を耳にしたと言って脅して、自分の部下の研究員の面会の約束をあらかじめ取り付けていて、現れた研究員役のダナがヴァザンを薬で眠らせ、彼に変装したパリスが入れ替わった。
 パリスは尋問中のバーニーを診察する振りをして耳に受信機を入れ、バーニーはジムからの無線の指示の通り、コンピュータ技師が共犯者だと言い残して死んだふりをし、運ばれた解剖室でIMFメンバーのダグ(エリオット)が治療して一命をとりとめた。
 拘束した技師の代わりとして、やっと協力する気になったジェリーがジム共にパリスに呼ばれ、生産を再開すると見せかけて薬品を台無しにして化学式を消去し、一同は本物のヴァザンと共にトラックで脱出した。
<感想>
 「スパイ大作戦」は、作戦通り上手くいって当たり前みたいなところがあるから、たまにアクシデントが起こって作戦通りにいかなくなるストーリーだと、結構スリルが増して面白くなることが多い。
 その代わり、予定変更で急ごしらえの作戦の割には、パリスの変装用マスクとか数々の大道具や小道具とかが用意でき過ぎている不自然さもあるのだが、気にならないからOK。
 今回初出場の新メンバーのサム・エリオットも、名前は知ってて出演映画を観ているはずだが、印象に残ってない。