シネサルの「映画のブログ」

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『冬のメイ』 ★★☆

2016年、日本、日本未公開、21分、カラー、1:1:1.78

監督&脚本&編集:早川千絵

出演:森田夢理歌、中川七海、石井愃一、和田瑠子、手塚祐介、他

2023/03/13(月)02:00-02:30、WOWOWにて放映

2023/03/13(月)鑑賞

https://www.wowow.co.jp/detail/186710/-/01

 

【あらすじ】

少女メイが働きながら通う定時制高校には、
奨学金を親が使って授業料を滞納している友人の珠希などがいて、
授業中も疲れて集中できない生徒が多く、
メイも、食費の負担が増えることを理由に給食廃止反対の署名を集めて提出した。


夜間労働がバレて2人がクビになった居酒屋の客の男に、
夜の女のベビーシッターという高額なバイトと
さらに高額の仕事もあると持ち掛けられ
2人はベビーシッターを始めた。


ある夜、珠希がバイトから抜け出して消息を絶ち、

メイは彼女と連絡が取れなくなった。

 

【感想】

早川千絵監督の前作『BIRD』(2015)と同様に、

ストーリーが(あえて)説明不足で、ところどころ抜けているので、

その抜けている部分を、

即ち「珠希は、夜の商売(違法?)をするようになった」となどと想像して補うことになるのだが、

それは単なる思い込みで間違いの可能性もあるという危うさを感じる。

 

珠希の「身の危険」も感じる展開なので、

なおさら、ストーリーが説明不足なことによる不安定さが効くことになる。