シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

『BIRD』 ★★☆

【原題】BIRD

2015年、フランス=ギリシャ、日本未公開、19分、1:2.35

監督&脚本&日本語字幕:早川千絵

出演:エヴァンゲリア・アンドレアダキ

2023/03/13(月)01:30-02:00、WOWOWにて放映

2023/03/13(月)鑑賞

https://www.wowow.co.jp/detail/186541/-/01

 

【あらすじ】

島に渡った女は、乗ってきて本土に戻ったフェリーにスマホを忘れたため、
現地で待ち合せていてまだやって来ない男に対し、
連絡は宿泊中のホテルにするように伝言を残し、
島をドライブして暇をつぶした。


フェリーが島に戻って来てスマホも戻り。
留守電には、男が空港から飛行機のチケットを取ろうとしている電話がかかってきたが、
相変わらず島には現れなかった。

 

ニュース番組では、死者が出た飛行機事故の原因は、
バードアタックでエンジンが故障したからだと判ったと報じていた。

 

【感想】

上記のあらすじのように、結末もハッキリと示さないだけでなく、

途中の脈絡も「脈絡がある」とはハッキリと示していないので、

脈絡があるかがハッキリしないシーンの連続を見て、

「男は飛行機事故で死んだ」などと勝手にストーリーを頭の中で構築しても、

ひょっとしたら、それは全くの勘違い(=ミスリードにだまされた)かもしれないという危うさ(=怪しさ)がある。

 

そう考えると、面白い映画に見えてくる。

 

もちろん、単に「説明的でないストーリー」を目指しただけかもしれないけれど。