【原題】Mongol
2007年、独=露=カザフスタン=モンゴル、カラー、1:2.35、35ミリ上映、ドルビーデジタル、字幕(風間綾平)、125分
【監督】セルゲイ・ボドロフ
【出演】浅野忠信、他
2008/05/11(日)12:45〜14:50、銀座シネパトス3、約25人/72人
ストーリーは、チンギス・ハーンの子供時代から、敵対勢力を戦いで破って全モンゴルの頂点に立つまで。
慈愛を大切にした彼が権力争いに勝ったおかげでモンゴルに秩序がもたらされた、という映画なのだろうが、青少年の時代に彼が虐げられていたことを描いた序盤から中盤にかけてが、映画の最後の彼と何の因果関係も感じられない。
つまり、どんな経験を経たことによってどう成長したかが判らない。
クライマックスになって突然CGによる大々的な合戦シーンになるのも、唐突過ぎる。