シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『イーグル・アイ』 ★★

【原題】Eagle Eye (意味:「鷲の目」)
2008年、米、カラー、1:2.35、35ミリ上映、ドルビーデジタル/DTS/SDDS、118分、英語、日本語字幕(林完治)
【監督】D・J・カルーソー【脚本&原案】ダン・マクダーモット、他【製作総指揮】スティーブン・スピルバーグ、他
【出演】シャイア・ラブーフミシェル・モナハンビリー・ボブ・ソーントン、他
2008/11/25(火)18:50-20:55鑑賞、109シネマズグランベリーモール4、約10人/約200席
 科学的&テクノロジー的な間違いが山ほどある。
 それよりも、主人公を翻弄する理由があれならば、彼の身柄を確保して得意の情報捏造で護送させればいいのであって、彼を逃亡させるというリスクの高いことをする意味が無いというストーリーの大穴もある。
 でも、それらより問題なのはこの映画の製作意図で、ヒッチコックの『知りすぎていた男』のストーリーの約60%を流用した事実上のリメイクなのか?それとも、国家がIT活用を進めることの危険性を告発する社会派映画なのか?どっちを目ざしたんだろ?
 結局、一番の難点はアクションシーンが雑なことで、やたらアップと早いカット割りの映像は、ズンズンうるさいBGMと合わせて勢いでごまかそうとしているようにしかみえない。
 (もっと詳しい感想をこちらに載せるかもしれない。==> http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html