1953年、日本(松竹)、モノクロ、1:1.33、98分、日本語
【監督】大曾根辰夫【原作】子母沢寛「勝海舟」
【出演】阪東妻三郎、山田五十鈴、北上弥太朗、月形龍之介、有島一郎、桂小金治、堺駿二、他
2013/05/05鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
旗本の勝小吉(阪妻)は、隠居して町民たちの世話を焼きながら、息子の鱗太郎の幸せと出世を願っていた。
<感想>
冒頭いきなり「この作品を最後に他界された一代の名優阪東妻三郎の霊に捧ぐ」の字幕にびっくりする。
撮影中に脳内出血で急死(51歳)したため、代役が後姿かロングショットのみで画面に映り、明らかに違う声質の持ち主がアフレコ(阪妻へのアフレコもある)をしているシーンが時々あって、正直かなり残念。
まぁ、阪妻は立ち回りだけでなく、普通のドラマ部分の芝居でも味がある。