2009年、日本、カラー、1:1.85、ドルビー、93分、日本語
【監督&脚本】片渕須直【原作】高樹のぶ子「マイマイ新子」
【声の出演】福田麻由子、水沢奈子、森迫永依、本上まなみ、他
2013/05/06(月=休)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
まだテレビのない家が多かった頃、山口県の田舎町に住む小学生の新子は、そこが千年前には都があった場所だとおじいさんに聞かされ、平安時代の様子を妄想するのが好きだった。
やがて、東京から転校してきて打ち解けない同級生の女の子と仲良くなり、2人で妄想を共有することになる。
<感想>
1950年代と思われる時代の再現と、妄想世界を現実に大胆にリンクさせることの表現においてはこれといった問題はないと思われる。
でも、そんなにまで作り込んだ結果の作品を観ても、「凝ってるけど、それが一体何なの?」という疑問が解けなかった。
作り込み自体が上手く出来たからといって、それが外向きのエネルギーとして発揮されるところまで至ってないから、感じる物が少なかったのだと思う。
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