1964年、日本(東映)、カラー、1:2.35、104分、日本語
【監督】沢島忠【原作】尾崎士郎
【出演】鶴田浩二、佐久間良子、大木実、長門裕之、加藤嘉、佐藤慶、西村晃、志村喬、春川ますみ、山本麟一、他
2013/09/16(月=祝)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
侠客の角太郎(鶴田)が復員して浅草に帰ってくると、かつての弟分はじめ義理人情が通じない弱肉強食の世の中になっていて、出征前に知り合って結婚したまゆみ(佐久間)が、移動劇団の一員になって音信不通になっていた。
角太郎はまゆみを探すために、彼女と巡業先で出会ったというストリッパーたちのどさ回りに付いていくことになった。
吉良の町で戦友の岡崎(大木)と再会するが、そこで幅を利かせている流れ者チンピラのYS連盟が起こしたいざこざに巻き込まれ、地元の足助親分(志村)の世話になることになった。
そこに、まゆみが所属する旅芸人一座がやって来て彼女と再会するが、巡業中に木元(西村)という男と関係が出来ていた彼女は素直に喜べなかった。
YS連盟の指図で足助を狙撃するように言われた岡崎はできなかったため殺され、角太郎は復讐のためYS連盟に殴り込んで皆殺しにし、傷ついた体でまゆみと旅立つための待ち合わせ場所の海岸に来るが、彼女は現れた木元と共に町を経った後だった。
<感想>
しっとりした佐久間良子、軽妙な長門裕之、貫録の志村喬など、キャストも一流でそつなくまとまっている。
でも、残念ながらあまり印象に残らない。