シネサルの「映画のブログ」

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 『社長三代記』 ★★

1958年、日本(東宝)、モノクロ、1:2.35、86分、日本語&英語
【監督】松林宗恵
【出演】森繁久彌加東大介小林桂樹、三好栄子、雪村いづみ越路吹雪杉葉子、団令子、司葉子、太刀川洋一、三木のり平有島一郎、中田康子、扇千景笹るみ子トニー谷、他
2013/09/25(水)鑑賞、NHK-BSプレミアム放映
<ストーリー>
 創立十周年の福富電機工業で、今は亡き創始者の後の二代目社長浅川(森繁)は、妻(越路)に隠れてバーのマダム(中田)や芸者(扇)のところに通い詰めていた。
 社長が業務提携の交渉で渡米する際の社長代理に、先代の未亡人の会長(三好)が営業部長大場(加東)を指名した。
 社長代理は社長と違って堅物で何でも秘書に任せず自分でやろうとするので、秘書の長谷川(小林)たちは戸惑った。
 社長代理がインフルエンザで倒れたところに、社長が業務提携相手のアメリカ人社長夫妻を連れて帰ったが、宴会で下品な余興をしたために、会長は彼をニューヨーク支店長に左遷し、大場営業部長を後任にした。
 業務提携の調印式でアメリカ人社長は、宴会を嫌った妻は帰り、自分はそこにいた半玉のうさぎ(笹)ともう一度宴会したいと言い、堅物だと社長業は難しいことを知った。
<感想>
 喜劇としては、今のお笑いに見慣れてしまうと、かなり単純で大笑いとはいかない。
 それでも、森重、加東、小林らの軽妙な芝居が堪能できる。