シネサルの「映画のブログ」

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 『カサンドラ・クロス』 ★★

【原題】The Cassandra Crossing(意味:劇中出てくる鉄橋の名前)
1976年、イギリス=イタリア、カラー、1:1.85、129分、英語&スウェーデン語(日本語字幕)
【監督&脚本&原案】ジョルジュ・パン・コスマトス、他【製作】カルロ・ポンティ、他
【出演】リチャード・ハリスバート・ランカスターソフィア・ローレンエヴァ・ガードナーマーティン・シーンイングリッド・チューリン、ジョン・フィリップ・ロー、アン・ターケル、レイモンド・ラヴロック、アリダ・ヴァリO・J・シンプソン、ライオネル・スタンダー、リー・ストラスバーグ、他
2013/11/24(日)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 ジュネーヴの国際保健機構に武装して忍び込んだ男が、アメリカが秘密裏に開発していた細菌を浴びて逃げ出し、国際列車に身を潜めた。
 アメリカ軍の情報局の大佐(ランカスター)は、列車を隔離して崩落寸前のカサンドラ鉄橋に向かわせて秘密を守ろうとするが、それを知った社内の乗客たちは、列車を乗っ取るべく兵士たちと戦う。
<感想>
 以前観て、決して良い出来ではなかったのは知っていたが、改めて観ると、クセのある設定でキャラが立っている脇役が多かったり、列車が走る映像をきっちり使って、「列車が舞台のサスペンスは面白い」の法則が活きていたりで、良い点に色々気づいた。
 物語の発端が不明な点が多いまま駆け足に展開していくのも、あまり意味のないことに時間を使わずにさっさと列車に舞台を移すという正しい選択かも。