【原題】Snowpiercer(意味「雪の突破者」)
2013年、韓国=アメリカ=フランス、カラー、1:1.85、125分、英語&韓国語&日本語&仏語(日本語字幕)、PG12
【監督&脚本】ポン・ジュノ、他【原作】ジャン=マルク・ロシェット、ベンジャミン・ルグランド、ジャック・ロブ「Le Transperceneige」
【出演】クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル エドガー、オクタヴィア・スペンサー、ユエン・ブレムナー、アリソン・ピル、コ・アソン、ジョン・ハート、エド・ハリス、他
2014/02/18(火)鑑賞、TOHOシネマズららぽーと横浜5
<感想>
地球が凍り付いてほとんどの生物が滅亡し、世界を一周する線路を走り続ける列車内だけ、そのエンジンのエネルギーでわずかな人間たちが生きているという2031年の物語。
人々は車両ごとに階級で分けられ、最後尾の下層階級の人が禁断の上層階級の車両を目指す設定が「未来惑星ザルドス」等も連想させるし、列車が世界全体の縮図としての意味合いも持っているので、ディストピアものの久々の本格的SFかと期待しながら観ていた。
でも結局は、そんな映画のSF的な骨格を作るのがやっとで、それ以上の肉付けは全然上手くいってない感じ。
アクションの描き方も物語のオチの付け方も、明確さに欠けるウヤムヤな出来栄えで、映画としての面白さが弱かった。
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