【原題】The Bye-Bye Sky High Murrder Case(意味「『突き抜けて高い知能指数にさよなら』殺人事件」)
1977年、アメリカ、カラー、1:1.33、英語、吹替、73分
【監督】サム・ワナメイカー
【出演】ピーター・フォーク、セオドア・バイケル、サマンサ・エッガー、他
2016/03/02(火)放映(17:00、BS-TBS)&鑑賞
<ストーリー>
IQの高い人たちの世界的社交グラブ「シグマ教会」の支部がある一軒家で会合が開かれ、会計会社の共同経営者どうしのブラント(バイケル)とバーティだけが2階の個室に行き、そこでバーティがブラントの横領を告発すると言ってきた。
事態を予測していたブラントはバーティを消音器付きの拳銃で射殺し、レコードプレイヤーを使って4分後に銃声のような爆竹が鳴る仕掛けをして1階のメンバーの所に降り、音と共に皆で現場に上がって、物取りの犯行に見せかけた。
コロンボ(フォーク)は、自分が考えた銃声の仕組みを根拠にブラントを逮捕しようとし、逆上したブラントが自分の方法の方が優れていると反論したことで彼の犯行だとバレた。
<感想>
今回のコロンボは、ろくに捜査も聞き込みもせず、関係者たちと雑談っぽい会話をしているだけで、ラストでいきなり謎解きを言い出すという、推理ドラマとしてはどうかと思われる物足りない展開。
犯人のIQが高いという設定も、ラストに頭の良さを逆手に取って引っかけることに活きているだけで、コロンボとの会話の対決に活かされてないのも物足りない。