シネサルの「映画のブログ」

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 日本インターネット映画大賞 外国映画(2008年度)

 以下は私の投票結果です。
 投票先のサイトは、http://www.movieawards.jp/
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[作品賞投票ルール(抄)]

 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

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『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「シークレット・サンシャイン  」    6点
  「天安門、恋人たち       」    6点
  「エグザイル/絆         」    5点
  「ノーカントリー        」    5点
  「シューテム・アップ      」    2点
  「イントゥ・ザ・ワイルド    」    2点
  「片腕マシンガール       」    1点
  「デス・レース         」    1点
  「ダークナイト         」    1点
  「クローバーフィールド HAKAISHA 」    1点

【コメント】
 まずベストテンに対するコメント。(邦画のコメントとダブっています)
 投票しておいてなんなのだが、おそらく投票者たちはそれぞれ好みが違う以前に観ている映画がかなり違うのだから、そのような状況で集計して出された順位は、本当に意味があるとは言えない。
 よって、ベストテンや個人賞の最終結果がどうなるかは、ほとんど興味がない。
 事実、似たような集計方法の「キネマ旬報ベストテン」や「ヨコハマ映画祭ベストテン」の最終結果においても、メジャー作品、話題作、有名監督作品、オーソドックスな作品で占められていて、順位の妥当性とは別に、意外性のない、面白味のないベストテンというのが直感的な感想である。
 映画を観ることを職業にしている人たちによるベストテンがこうなのだから、アマチュアが選ぶ「日本インターネット映画大賞」は、より偏った結果になることだって考えられる。
 以上は、集計結果に文句を言おうとしているのではなく、むしろ逆で、他の賞も含めて結果には振り回されない方がいいんじゃないの?ということです。
 それじゃあこのような賞に何の意義があるのかと言えば、見落とした映画の中に隠れた傑作を発見するきっかけになるかもしれないということが一番大きいです。
 その点では、思い入れベストテンや投票者数ベストテンという、普通のベストテンとは違う結果が出るようなものは、発見の手段としては有益だと思います。
 そんなわけで、ただでさえ映画の将来に危機が叫ばれている現状では、映画ファンは映画の没落で一番損害を被る人たちと言えるので、「日本インターネット映画大賞」は単なる賞ではなく、映画の発展に一役買うようなものであって欲しいです。
 他人に期待するだけでなく自分から何とかしなければならないのは解っているので、何か思いついたら提言することにします。

 続いて、ベストテンに選んだ作品についてコメント。
 次点は、「ラスト、コーション」「大いなる陰謀」「ヒトラーの贋札」「その土曜日、7時58分」「バンク・ジョブ
 2008年の私の上位作品は、平穏な世界が舞台の映画が『イントゥ・ザ・ワイルド』だけで、他は犯罪、戦争、暴動、大惨事が全部絡んでいるってどういうこと?
 しかも、やたらと銃を撃ちまくる映画が多いし。
 それから、4強が、韓国、中国、香港、アメリカで分配されているが、数ではアメリカ映画が多いのも意外。

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【監督賞】        作品名
   [ロウ・イエ] (「天安門、恋人たち」)
【コメント】
 イ・チャンドンシークレット・サンシャイン』、ジョニー・トー『エグザイル/絆』、コーエン兄弟ノーカントリー』の誰でも良かったんだけど、忌まわしい検閲の犠牲になって活動禁止中のロウ・イエに。
 日本の近所の国々での映画に対する検閲のニュースを耳にするたびに、なんてくだらないんだろうと思う反面、日本も同じ状況になる可能性は十分あるので、そうならないようにしたいと改めて思う。

【主演男優賞】
   [ハビエル・バルデム] (「ノーカントリー」「宮廷画家ゴヤは見た」)
【コメント】
 オスカーは助演賞だったけど、主演の方がふさわしい

【主演女優賞】
   [該当なし       ] (「        」)
【コメント】

助演男優賞
   [該当なし       ] (「        」)
【コメント】

助演女優賞
   [該当なし       ] (「        」)
【コメント】

【新人賞】
   [八代みなせ] (「片腕マシンガール」)
【コメント】
 まあ、本当は洋画部門で選んでいいのかな?とは思うけどね。

【音楽賞】
  「言えない秘密」
【コメント】
 全編の半分ぐらいあるかというピアノ演奏シーン

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【勝手に○×賞】
  【「バカ映画」賞】「シューテム・アップ
【コメント】
 本編中、5回ぐらい「そんなバカな…」と思ったシーンがあった。
 1回でもあればありがたいというのに。
 監督、エライ! バカ映画、最高!

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