シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『マイレージ、マイライフ』 ★★★

【原題】Up in the Air (意味「舞い上がって」)
2009年、アメリカ、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ドルビーデジタル/DTS/SDDS、109分、英語(日本語字幕)
【監督&脚本&製作】ジェイソン・ライトマン、他
【出演】ジョージ・クルーニーヴェラ・ファーミガアナ・ケンドリック、他
2010/04/13(火)13:05-15:00鑑賞、109シネマズグランベリーモール7、約20人/約200席
 人生において、何が一番大切か?という問いかけは、誰にとっても文字通り最重要項目であるが、だからといってシリアスに向き合わなければならないこともなく、この映画はそんな大きなテーマをさらりと描いていて、親しみやすく接することが出来るのがいい。
 ジョージ・クルーニー演じる主人公は、生身の人間が相手の自分の仕事が相手のつらい立場になって考えることが重要だという、心を大事にする気持ちを持つと同時に、情に流されずに仕事をこなすプロ意識も持ち合わせていて、意味のあることにはこだわるがそうでないことは日常から排除もしていて、この上なく正しい人間といえる。
 ただし、そんなクールなはずの彼にも、孤独というものが重くのしかかってくるところに、「正しい」ということに関して、人間は完璧には出来ないものだということを感じる。
 (もっと詳しい感想がこちらに載るかもしれない。)
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