シネサルの「映画のブログ」

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 2009/04/22(水)〜2009/04/24(金)の日記 (『バンコック・デンジャラス』『buy a suit スーツを買う』『TOKYOレンダリング詞集』)

【4/22(水)】
 深夜に『噂の女』(1954 日、★★☆)の録画を観る。
 田中絹代はじめ、俳優たちが貫禄の芝居を見せる。
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【4/23(木)】
 朝に『ファースト・ミッション』(★☆)の録画を観る。
 以前観たときにはダメだと思ったけど、改めて観てやっぱりダメだった。
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【4/24(金)】
 朝にセレンディピティ』(★☆)の録画を観る。
 映画のような信じられない「偶然」によって、恋が実る「運命」を描いた映画。
 なんか、映画のマジックを見せるのに、「タネもしかけもありますよ」(=なんたって、これは映画だから…)と言いながら見せてるみたいな野暮を感じる。
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 グラン・トリノ』(★★★)についての文章で、「テーマ」について語っているものがあるのだが、その「テーマ」が思いっきりクライマックスの「ネタバラシ」になっていたりする。
 もっと、注意して書いてよ。
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 夜に『バンコック・デンジャラス』(★☆、【感想】)の試写会と、続いて『buy a suit スーツを買う』(★★)のレイトショーを観に行く。
 まず、「なんで『バンコク』じゃなくて『バンコック』? フィリピンだったら『フィリッピン・デンジャラス』とかになるの?」の開映時刻18:30の15分ぐらい前に会場の九段会館に入場。
 お客さんは、ほぼ満員。
 この映画、タイのパン兄弟の監督作品『レイン』のセルフリメイクだってことに途中で気がついた。
 でも、『レイン』はなんとなくしか覚えていないけど。
 終映は、20:15頃。
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 20:30頃に渋谷に着いて、東急ハンズに行ってある商品の実物を見に行く。
 目当ての本格的なものがなくて、低価格なものしかなかった。
 その後、ユーロスペースに行って、開映時刻21:05の10分ぐらい前にスクリーン1に入場。
 整理番号33で、お客さんは40人ぐらいと半分ぐらいの入り。
 『buy a suit』は、毎週金曜日に上映前のトークショーがあるみたいで、この日のゲストは『トキワ荘の青春』以来、何本かの市川準監督作品に出演した鈴木卓爾
 トークの内容は、まず1995年の「夏の思い出 異・常・快・楽・殺・人・者」の殺人者役が市川監督の目に止まって、『トキワ荘』の我孫子素雄役に抜擢された。
 市川監督の印象は、先生みたいに語る人。
 トキワ荘のときに、台詞がボソボソ声だったので、前頭葉のあたりの髪の中にワイヤレスマイクを仕込んで録音した。
 そんな調子で芝居に力がはいらないので、達成感がなかったそうな。
 誰でも名優になれると思ってい。(確かに、市川作品には素人の出演者が多数出演)
 などなど、盛りだくさんの内容で25分ぐらいのトークショーが終わり、すぐに『buy a suit』の上映。
 この映画は中編で、つづいて短編の『TOKYOレンダリング詞集』(★★)の上映が始まる。
 終映は23:35頃で、外に出ると予報では降らない確率が高かった雨が降っていたので、早歩きで駅に急ぐ。
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