シネサルの「映画のブログ」

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 2009/06/19(金)の日記 (『レスラー』『ウルトラミラクルラブストーリー』)

 フジテレビ08:00-09:55の「とくダネ!」。(★☆)
 明日公開の剱岳 点の記』の紹介で、笠井信輔アナが木村大作監督と実際に剣岳の山頂付近まで登ってみて、撮影隊の苦労の一端を体験しながらインタビュー。
 撮影がいかに大変だったかについてのエピソードが大半だったのだが、視聴者にとって本当に重要なのは、出来上がった映画がどのくらい凄いのか?とか。そんなに苦労した目的は何だったのか?の方で、それらの紹介は物足りなかった。
 相変わらず抜けてるよな。
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 TOHOシネマズららぽーと横浜に『レスラー』(★★★)の15:30の回を観に行く。
 予告編が始まった頃にスクリーン5に入場。
 お客さんは10人ぐらいで、オヤヂ多し。
 予告編で、韓国映画『グッド・バッド・ウィアード』って、『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(1966 伊、英題"The Good, the Bad, and the Ugly")のリメークだったのか。
 それにしても、このカタカナ邦題はひどいなぁ。「いい奴、悪い奴、変な奴」じゃだめなのか?
 終映は17:35ごろ。
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 続いて、18:00からのウルトラミラクルラブストーリー』(★★☆)のチケットを前売券で買って、プレミアスクリーンに入場。
 お客さんは15人ぐらいで、女性客多し。
 邦画の本編に合わせて、予告編も邦画だらけだが、竹中直人山形スクリームを除けば、見てくれだけ良さそうで作り手がなんの想いも込めないで作られたようなものばっかり。
 『ごくせん THE MOVIE』ヤンクミが仁王立ちしている姿って、オードリーの春日に似ている。
 『ウルトラミラクルラブストーリー』は、全編青森ロケで、台詞もほとんど全部津軽弁
 ただし、現地人以外の俳優による方言もの常として、松山ケンイチも含めて津軽衆以外の人たちのは「インチキ津軽弁」で、ちゃんと話せていたのは幼稚園児たちとか通行人たち。
 現地人とはいえ、最近の若い親の津軽弁はかなり薄まってそうだから、あの幼稚園児たちはお婆ちゃん子かなんかで、しかもちゃんと芝居が出来るなんて、凄い。
 まあ、私は映画のインチキ方言は気にしないからいいんだけど、世の中にはインチキ方言だけでダメ映画呼ばわりするかと思えば状況が変われば言葉には無頓着だったりという、一貫性のかけらも無い人がいそうなので、ここで改めてそんないいかげん人間たちに指標を示すことにする。
 (1)『ウルトラ〜』を観て、「方言っていいなぁ」と思った人は…
    方言とインチキ方言の聞き分けも出来なかったんだから、今後は方言に対してどうこうコメントしてはいけない。
 (2)『ウルトラ〜』を観て、「方言は判りづらいから嫌だ」と思った人は…
    現地で実際に話されている方言を台詞に使うということはリアリズムだから、判りづらいからといってそれを否定するのなら、今後は台詞のリアリティを理由に作品を誉めてはいけない。

 『ウルトラ〜』に出てくる「清磯駅」は、どうやら架空の駅名なのだが、駅名以外にも「清磯農協」とか書かれた看板が見られたので、架空の設定のためにわざわざそんな看板まで用意して用意していたのか?
 終映は20:10頃。
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 家に帰って、昨日18日(木)23:15-24:10のアメトーークアンタッチャブル山崎に憧れてる芸人。(★★★☆)
 いやあ、約1時間笑いっぱなし。
 見ると確実に笑える芸人といえば、今は鳥居みゆき出川哲朗、そしてアンタッチャブル山崎の3人。
 イノシシ呼ばわりされただけで、山崎が延々それに乗っかって数分間イノシシねただけでしゃべり続けたりして、山崎は本当に凄い。