シネサルの「映画のブログ」

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 『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』 ★★

2009年、日本、カラー、ビデオ上映、3D、ビデオ撮影、95分、日本語
【監督】清水崇
【出演】柳楽優弥蓮佛美沙子勝地涼前田愛水野絵梨奈松尾スズキ、中村久美、中島ひろ子山中崇、他
2009/11/06(金)16:40-18:30鑑賞、WMCつきみ野1、4人/約400席
 日本初の長編デジタル3D劇場映画だが、気負いよりも、以下の「3D映画でやってはいけないこと」を徹底的に避ける慎重さを感じられた。
  ▼飛び出す映像をこれみよがしに多用する安直な演出
  ▼早いカット割り(3Dが意識されにくいので)
  ▼激しいカメラワーク(3Dが意識されにくいので)
  ▼俳優の激しい動き、特にホラーでよく見られる「ワッ」と驚かすようなこと(3Dが意識されにくいので)
 結局、3Dにはいろいろと制約があって、ホラーというジャンルは合っているかと思われたが、激しい動きの映像には不向きで、ホラーならではの押しが弱くなった。
 もしくは、上記の禁止事項を無視して、2Dのホラー通りの演出を通すという選択肢も考えられるけど。
 3Dの効果で意外だったのは、人物を寄りで撮った時に顔や体形の立体感が強調されて2Dよりも印象が強くなること。
 (もっと詳しい感想をこちらに載せるかもしれない)
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