シネサルの「映画のブログ」

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 2010/02/10(水)〜2010/02/13(土)の日記

【2/10(水)】
 昨日の夜からのどが痛くなって、鼻もつまりだし、軽い風邪をひいたようで、ちょっと体調が悪い。
 悪いことばかり重なる。
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 昨日のショッキングな出来事を悟られないように平静を保ちつつ、長い日数がかかってしまった仕事をとりあえず形にする。
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 家に帰って『新・監禁逃亡』(★☆)の録画を観る。
 愛する妻が出産で死んだために娘を愛せない社長と、社長を愛して彼の心の中に生き続ける妻に嫉妬する秘書がメインのストーリー。
 トラウマとか嫉妬とか、内面のことを映像などで上手く表現するには、いくつもの難題がありそう。
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 続いて刑事コロンボ『二枚のドガの絵』」(1971 ★★)の録画を観る。
 コロンボのストーリーのパターンの1つ、「ラスト一発ひっかけオチ」の作品。
 オチは面白いんだけど、それ以外の大半の時間が面白味に欠ける。
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【2/11(木=祝)】
 人生の一大事に立ち向かうには、まず情報収集からということで、ネットであちこちを見る。
 他のことをしようと思っても、「そんなことをしてる場合か?! もっと重要なことのために時間を使うべき。」という強迫観念にとらわれ続けることになるかも、と感じ始めて、気が滅入る。
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 午後に『TOMORROW 明日』(★★☆)を録画で再見。
 1945年8月8日から9日の原爆投下までの、長崎の人々を描いた映画。
 終戦間近の非常時でも庶民の生き生きとした生活があった、というドラマだが、明日にはこの人たちが全員死んでしまうというネタバレ付きなのが特別。
 でも、その「特別」無しでも成立するようなドラマのレベルは当たり前で、だったら「特別」って何?というのが正直ひっかかる。
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 人生の一大事より深刻なのは、一言で言えばとにかく「手詰まり」ということ。
 このまま何十年も変化のない日常が続いて、そして死ぬだけだのか?と思ってしまう。
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【2/12(金)、寒】
 風邪は軽いままだがまだ治ってなく、無理して働くこともないので、1日中家にいる。
 昨日とは気持ちを一転させ、部屋を片付けたりなどの身の回りの細々としたことをする。
 結果的に、一歩引いて広く状況を見つめ直せたかもしれない。
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 午後に『手錠のまゝの脱獄』(1958、★★☆)の録画を観る。
 1958年当時は、黒人と白人が手錠につがれた状態で脱走して、いがみ合いからやがて友情が芽生えるというストーリーは、今とは違って意義が大きかっただろう。
 それでも、主役二人の体を張った芝居が緊張感たっぷりに描かれているのが見どころ。
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 夕方に桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール』(1978、★★☆)の録画を観る。
 それまで大人っぽかったロマンポルノが、主役を高校生に設定して軽いノリの映画にして、アイドル路線のさきがけになった。
 確かに、この軽さと青臭さとが絶妙のバランスで混じった、軽やかな作風はかなり魅力的。
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【2/13(土)、寒】
 午前に『続サラリーマン忠臣蔵』(1961 ★☆)の録画を観る。
 会社をのっとった吉良に対抗して別な新会社を設立した大石(森繁)が、業績を伸ばして47人がかりで元の会社を乗っ取り返す話。
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