【3/15(月)】
テレビ東京21:00-22:48の「やりすぎコージー」の「やりすぎ都市伝説」。(お笑いネタは★★、都市伝説は☆)
他の民放キー局と違って、テレ東は安易に視聴率を取るためにいかがわしい企画に手を出さないだろうと思っていたが、「やりすぎコージー」が都市伝説とかパワースポットとかの胡散臭い企画に傾倒しているのが残念。
都市伝説に関しては、こんなことに貴重な時間を費やすつもりはないから、なるべく最小限の手間でデタラメを指摘したいので、今回は以下の判りやすいことだけ。
【1】日本のAMラジオの周波数がたして18になるのは、フリーメイソンのメンバーだったマッカーサーが悪魔の数字666をしこんだからだと言っていたけど、AMラジオの周波数は、今から30年ぐらい前に10KHzきざみだったのが世界標準の9KHzに変わったため、周波数が9の倍数になったから足すと必然的に18になりやすいというだけで、年代的にももちろんマッカーサーの仕業なんかじゃない。
こんな基本的な知識が無いのもどうかと思うが、知らなくても裏を取るためにラジオ局などに聞けば判ることで、要は信憑性を重視しないでネタにできるものは手当たりしだい本当だと言い張るというポリシーなんだろう。
【2】1000円札の野口英世の肖像画がユダヤ人っぽいのは、彼が所属していたフリーメイソンの仕業だということ。
フリーメイソンって、キリスト教だけじゃなくてユダヤとも関係してたなんて、すごいなぁ。
そんなに裏で凄い力を持っているにしては、なんでホロコーストとか、それ以前のアメリカも含めた多くの国々でのユダヤ人差別を防げなかったのか?
【3】仮に、フリーメイソンが世界的に活動しているのが全部本当だとしても、彼らの重要な活動の1つは、666とか紙幣の肖像画など、秘密結社のくせに一部の人たちにはバレバレで、でもほとんどの人には全く無意味な暗号みたいなものを仕込んでいることを大々的にやっている、いわば「地味で無意味な目立ちたがり屋」ってこと?
なんじゃそりゃそりゃ?!((C)出川哲郎)
【4】対馬海峡の下に韓国と日本をつなぐ海底トンネルが作ることを日韓両政府が合意しているという「韓国ジョーク」について、変な地下施設研究家の人が「日本政府は、完成するまで表沙汰にしない体質がある」なんて言っていたけど、工事関係者は家族まで含めると何百万人にもなるだろうし、国会も通さないで何兆円も工事費を捻出しなけりゃならないし、そんなのどうやって隠し通すというんだ?
ちょっと考えればデタラメだって解ることをそのまま流しちゃうなんて、テレビ局の人って学校出てるんだよね?
以上
「信じるか信じないかはあなた次第」って言葉は、言い方を変えると「だまされる方が悪い」ってこと。
そうまで言われちゃ、だまされるのがいやな人は信じないよねぇ?
こんなんだけなら即刻やめるべき企画なんだけど、サバンナ高橋の空耳ネタみたいなくだらないものがあるから、そこだけ目当てで観てしまう。
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【3/16(火)、晴、暑】
『インビクタス/負けざる者たち』(★★★)のWMCつきみ野での上映が今週までというのが判ったので、今日のうちに観に行くことにする。
開映時刻16:20の5分前ぐらいに劇場に着いて、スクリーン6に入場。
お客さんは15人ぐらい。
『インビクタス』で、モーガン・フリーマン演じたマンデラ大統領が、冒頭で長年の服役から釈放されて自由の身"Free Man"になった、という台詞があった。
それにしても、この映画での彼の芝居は貫禄たっぷりで、もしこれが字幕じゃなくて日本語吹替え版だったら、基本的に「声を張る」か「抑えた声」の二種類の演技パターンしかない日本の声優では台無しになってただろう。
終映は18:50頃。
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TBSテレビ深夜の「ざっくりマンデー」(☆)の今回のテーマは、情報番組のはずなのに、今回のテーマは「ロトシックス攻略法」で、昨日の「やりすぎコージー」に続いて、胡散臭いネタに走る地に落ちつつある番組。
「宝くじ必勝法が本当なら、それを本にしてお金をかせぐより、誰にも教えないで宝くじを買うはずなのに、そうしないのは必勝法がデタラメだから。」という、この世で一番解りやすいガセネタなのに。
結局、攻略法の通りに買って、当たってもないのに「オシイ!」ってもっともらしくするなんて。
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【3/17(水)、曇】
18:00から『川の底からこんにちは』(★★☆)の試写会に行くことになっていたので、ついでにその前にフィルムセンターで篠田正浩特集の『私たちの結婚』(★★)と、さらにその前にシネセゾン渋谷に『人間失格』(★★)を観に行く。
『人間失格』の開映時刻12:50のちょっと前にシネセゾン渋谷に入場。
お客さんは100人ぐらいで、春休みで水曜日で1000円だったからか、若い女の人が多かった。
予告編で、『てぃだかんかん』って、ナレーションでは「てぃーだかんかん」って言っていた。
どっちが正しいかハッキリしてもらわないと、劇場でチケット買いづらい。(それ以前に、観ないと思うけど。)
『パーマネント野ばら』の吉田大八監督や『半分の月がのぼる空』の深川栄洋監督など、若手の監督が大きめの作品を作っているのはいい傾向。
『人間失格』は、原作未読。
でも、長編の原作を2時間ちょっとの尺に収めるためか、前後のシーンのつなぎを無視していることを説明無しで進んでいくという、ちょっと不親切な展開。
終映は15:20頃。
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すぐに渋谷から京橋に地下鉄で向かって、開映時刻16:00の5分ぐらい前にフィルムセンターに余裕で入場。
お客さんは100人ぐらい。
『私たちの結婚』は、「結婚したいけど貧乏が邪魔をする」という、40年ぐらい前ならではの映画。
普通の松竹映画っぽくて、篠田正浩っぽくない。
終映は17:10頃。
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フィルムセンターから、『川の底からこんにちは』の試写開場の東銀座のシネマート銀座試写室に向かって歩き、途中コンビニで最近の映画鑑賞時の食事の定番のカレーパンではらごしらえし、ドトールでエスプレッソを飲む。
さらに会場に向かって歩くと、銀座の殺風景な路地裏に突然華やかなガラス張りのナース服の専門店「アンファミエショップ 銀座店」が現れてビックリする。
集合時刻17:30頃に試写会場に入場。
マスコミ試写会ということで、顔見知りの人たちどうしの挨拶が聞こえる中、50席ぐらいの試写室が満席。
終映は19:50ごろで、だれか観たことのある人がいないか?とおもって見回したけど、誰も…と思っていたら、出演者の岩松了さんがいた。
もっとも、誰かと話していたので私の出る幕はなく、そのまますぐに会場を後にして東銀座駅から自宅に向かう。
今夜も家に着いたあと疲れてしまい、何も出来ずに早めに眠った。
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【3/18(木)、晴】
『スイートリトルライズ』(★★)の上映回数が今週末から減ってしまうので、今日のうちに観に行くことにし、ついでにもう1本『ハート・ロッカー』(★★★)を観ることに決める。
新宿に向かって、開映時刻11:10の直前に新宿武蔵野館3に入場。
お客さんは10人ぐらい。
『スイートリトルライズ』は、作品としては悪くないんだけど、どうも最近『人間失格』(★★)とか『しあわせの隠れ場所』(★★)とか、「悪くないんだけど面白くない」映画ばかり観ている気がする。
終映は13:15ごろ。
すぐに、同じ新宿武蔵野館1の『ハート・ロッカー』の15:00回のチケットを買ってから、コーヒーを飲みに外に出る。
整理番号は既に35番。
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入場時刻14:50の5分ぐらい前に劇場に戻り、ロビーでカレーパン。
整理番号順にスクリーン1に入場。
平日の昼なのに、約150席が満席。
同じ劇場なので、予告編はさっきの『スイートリトルライズ』の時とほぼ同じだが、さっきなかった『密約-外務省機密漏洩事件』の予告編が、スタンダードサイズで上映されるべきものを他の予告編同様にビスタサイズで上映されたため、画面の上下がきられてしまった。
それより編集が、細かいカットでテンポよく見せる他の予告編と違って、本編の一部を編集し直さずに長めに見せたりするのが4分近く続いて、長くてたるい。
『ハート・ロッカー』の冒頭で、アメリカ兵が距離をメートル法で言っていた。
ヤードを使わない理由があるのかな?
終映は17:35頃で、新宿駅から帰る。
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【3/19(金)】
送別会で笑笑に行ったら、箸袋に『ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-』と印刷されていた。
出るときに、出入り口わきに哀川翔と仲里依紗が並んで顔のアップで写っている『ゼブラーマン』のポスターが貼られていた。