シネサルの「映画のブログ」

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 『男の世界』 ★☆

1971年、日本(ダイニチ)、カラー、1:2.35、82分、日本語
【監督】長谷部安春【製作&出演】石原裕次郎、他
【出演】沖雅也、鳥居恵子、内田良平宍戸錠大滝秀治川地民夫玉川伊佐男、なべ・おさみ、二瓶正也、他
2013/10/06(日)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 恋人をヤクザの白石(内田)に殺されてカナダに旅立った元クラブ経営者の紺野(石原)が、白石の出所直前に帰国したことで、逮捕前に白石を殺そうと探していたことから、復讐のための帰国と警戒された。
 しかし紺野はそれを否定し、お金がないのにカナダ行きを夢見ている行きずりのカップルの修(沖)と伸子(鳥居)に肩入れして仕事を世話したりした。
 白石が出所すると、彼が元々殺すつもりだった紺野を改めて殺してほしいと、阿川(大滝)に再度依頼された。
 白石の手下が紺野を狙撃するところを修が見て脅迫するが逆に伸子とともに捕えられ、呼び出された紺野とその仲間と乱闘になり、阿川も含め全員が逮捕された。
<感想>
 日活がロマンポルノを始める直前のアクション映画。
 裕次郎が過去の代表曲の「夜霧よ今夜も有難う」や「胸の振子」などじっくりとイメージ映像付きで歌ったりすると、日活アクション終焉に際してかつての日々を思い返しているようで、作品で感傷は勘弁してほしいという気分になる。
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