シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『雲上のマイクロフィルム』」 ★★

【原題】The Astrologer(意味「占星術師」)
シーズン2、第13話
1967年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】リー・H・カツィン【脚本】ジェームズ・F・グリフィス【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパス、スティーヴ・イーナット、他
2017/05/24(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/26(金)鑑賞
<ストーリー>
 国外追放先で軍事政権打倒運動をしていたカルゾンが秘密警察長官スタール大佐(イーナット)に捕まり、彼と彼の持つ反政府運動支持者のリストのマイクロフィルムの奪還をIMFが命じられた。
 パリの空港ラウンジで副首相が本国への政府専用機を待っている時、よく当たる有名占星術師に成りすましたシナモン(ベイン)が本国に居る首相の危険を彼に警告した。
 電話で首相に成りすましたローラン(ランドー)が副首相に電話で「占いが当たって危機を回避したので、彼女を連れてくるように」と言い、彼女の荷物にローランとバーニー(モリス)が隠れて、専用機の貨物室に潜入した。
 経由地の空港で、薬で眠らされたカルソンが機内に搬送され、搭乗した大佐は、フィルムを首相だけが見るために金庫に保管した。
 シナモンが副首相に「占いで、大佐が策略を企てている」と言い、ローランがすり替えていたフィルムを副首相が見ると、そこに自分の名前を見つけた。
 大佐もシナモンに「金庫の部屋が怪しい」と言われ、副首相がフィルムを見た現場をおさえ、副首相を拘束した。
 到着直前に、カルゾンを人形とすり替えて、大佐の目の前でドアから飛び出して自殺したように見せかけ、シナモンの荷物にカルゾンを隠して、到着してすぐ空港から連れ出した。
<感想>
 尺の大半が飛行機の中で、狭い場所に限定されると、ストーリーが発散せず、スッキリしてより面白く感じる。
 でも、たびたびオカルトをストーリーに取り入れるの回があるのは、ご都合主義的に使われる安直さを感じてしまう。
 スティーヴ・イーナットは、面白かった『エリート情報官の推理』(★★☆)でも敵役を演じていて、シリーズ通じて3作品に出ているらしい。