シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『荒野の3人』」 ★★

【原題】Trek(意味「つらい旅」)
シーズン2、第2話
1967年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】レナード・J・ホーン【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ダン・オハーリヒー、他
2017/05/24(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/25(木)鑑賞
<ストーリー>
 インカの財宝を強奪して服役したコール(オハーリヒー)を、その着服をもくろむカルドーザ大佐が隠し場所を聞くべく、炎天下でまぶたを閉じさせない拷問にかけていた。
 ジム(グレイヴス)は、財宝の故買屋が大佐に差し向けたキーファーに成りすまして大佐と接触し、コールが将軍の元に移送される前に彼を脱走させることを相談した。
 囚人に成りすましたジムに大佐がわざと捕まり、コールとジムは大佐を人質に車で脱走した。
 バーニー(モリス)の仕掛けで車が故障し、徒歩で逃げた山中にいた現地人に成りすましたローラン(ランドー)を、ジムが撃ち殺した振りをしてローランの馬で逃げた。
 小屋の中で考古学者の妻に成りすましたシナモン(ベイン)が1人で品詞の状態を演じ、コールが盗んだ財宝の偽物を夫が見つけて彼女が持っていて、3人は隠し場所に向かった。
 拷問のせいでコールの目が見えなくなり、大佐はコールに撃ち殺されたと見せかけ、ジムとコールが財宝を見つけたところに現れた大佐がコールともみ合って彼を射殺した。
 ジムが手配したヘリに財宝を積み込もうとしたが、ジムだけがヘリで逃げ、残った大佐はローランの手引きで追ってきた将軍に、ローランの証言で人質の振りをした強奪の首謀者として捕まり、財宝は国に戻った
<感想>
 「逃走者と追っ手」、「信用できない者同士が呉越同舟で共通の目的地を目指す」というストーリーは、完全に西部劇によくあるパターンで、例えば『マッケンナの黄金』とか。
 よって、いつものように策略はあるストーリーなのだが、観ている気分は西部劇で、「スパイ大作戦」であることを忘れる程。
 「荒野の3人」という邦題も、西部劇の「荒野の七人」をもじったものだろう。
 でも、それはそれで良くできている。
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