シネサルの「映画のブログ」

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 『王子と踊子』 ★☆

【原題】The Prince and the Showgirl
1954年、アメリカ、カラー、1:1.33、光学モノラル、117分、英語(日本語字幕)
【監督&製作&出演】ローレンス・オリヴィエ
【出演】マリリン・モンロー、他
2013/03/05鑑賞、NHK-BS2放映
<ストーリー>
 第一次世界大戦の危機感が高まる1911年、バルカン半島の政情不安定な小国の若き国王と、彼の父で外国から婿入りした摂政(ローレンス・オリヴィエ)が、イギリス国王の戴冠式に出席するためにロンドンにやって来た。
 式の前日、摂政は観劇した劇の出演者のアメリカ娘(マリリン・モンロー)を気に入り、1人大使館に招いて口説き落とそうとするが、その後彼女に翻弄されることになる。
<感想>
 シェイクスピア俳優オリヴィエの監督&主演なので、軽いシェイクスピア喜劇っぽい作品とも言えるが、それよりもストーリーさながら、マリリン・モンローとどうにかなりたいという下心を満たすことが第一目的で、そのために適当に共演作をでっち上げたんじゃないか?と思えるくらい緩い作品。
 頭いいのか悪いのか判らないような役に、説得力を持たせられるのはマリリンならでは、というのは感じられるんだけど。