1957年、日本(新東宝)、イーストマンカラー、1:2.35、113分、日本語&ロシア語
【監督&原作】渡辺邦男
【出演】嵐寛寿郎、阿部九州男、藤田進、江川宇禮雄、沼田曜一、田崎潤、丹波哲郎、宇津井健、高嶋忠雄、中山昭二、若山富三郎、
天地茂、他
2013/04/22鑑賞、WOWOW放映
日露戦争開戦前の御前会議以降の明治天皇と、大規模な戦闘シーンがメインの大作。
太平洋戦争終結以降では、大作戦争映画の先駆けと言ってもよく、俳優が演じた明治天皇の姿を映したのも恐らく初の映画。
そんなエポックメイキングな作品とはいえ、史実を描いた映画にありがちな、出来事を順番に並べただけのような平板な展開じゃあ面白くならない。
まあ、日本人が真っ当な精神で戦争に臨んで勝利を手にしたという内容の映画が、敗戦の記憶が生々しい1957年に公開されるのは、今とは違う感慨があるのかもしれないけど。
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