【原題】Frozen(意味「凍り付いている」)
2014年、アメリカ、カラー、1:2.35、102分、英語(日本語字幕)、2D版
【監督&原案】クリス・バック、他【監督&脚本&原案】ジェニファー・リー【原作】ハンス・クリスチャン・アンデルセン
【声の出演】クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、他
2014/02/18(火)鑑賞、TOHOシネマズららぽーと横浜2
<感想>
『レ・ミゼラブル』より本格ミュージカル映画だった。
ディズニー長編アニメは古典以外はほとんど観ていなくて、最近の実情には全く疎いのだが、あまりにも本格的ミュージカル映画だったのに驚いた。
その点で不満だった『レ・ミゼラブル』と比較すると、もはやミュージカル映画の本流は実写ではなくアニメに移ってしまったと思う程である。
登場人物が歌ったり踊ったりするのは、彼らの高揚感の現れ、もしくは作品の高揚感を盛り上げるための手段だと思うのだが、そんな「手段」と「目的」の因果関係など意識させる暇も与えない程、音楽がゴージャスかつ緻密な映像表現と溶け合い、観る者を圧倒的な高揚感に巻き込む作品だった。