【10/28(火)】
19:00からの「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」(★☆)を録画で。
台本に則ったタイプのコント製作者の代表のようになったシムケンだけど、過去の台本を使い回すだけみたいになっちゃったのは、正直観ていてツライ。
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TBS深夜の「タイノッチ」。
珍しく平岩紙がレギュラー出演しているバラエティ番組だが、国分太一、イノッチに加えて千原ジュニアと一緒だから、紙ちゃんなかなかトークに割り込めずに発言できない。
がんばってほしい。
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【10/29(水)】
朝、『夜の河』(★★)の録画を観る。
山本富士子演じる京都の染物職人が、妻子ある上原謙に恋するが、病弱だった上原の妻が亡くなり、上原が地方の大学に赴任することになったとき、彼を追って亡き妻の後釜につこうとせずに染物を選ぶという、まずまずの古風な映画。
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【10/30(木)】
「KAWASAKIしんゆり映画祭」で上映していた『童貞。をプロデュース』(★★☆)を観に行く。
会場の川崎アートセンターに行くのは初めてで、新百合ヶ丘駅から歩いてすぐ、開映時刻19:30の10分ぐらい前に着く。
整理番号は12番で、お客さんは15人ぐらい。
本編上映前に、ビデオ撮影によるドキュメンタリーの予告編が何本か上映されたけど、そのカテゴリーの映画は画面が揺れるモノが多いので、前の方で観るのは避けた方がいいことに気づいた。
でも『童貞。』は画面の揺れはそれほどではないので大丈夫だった。
終映は21:00ごろで、今まで上着なしだったけど、11月目前になってさすがにそろそろ寒さを感じるようになってきた。
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【11/01(土)】
川崎アートセンターで開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」に行く。
まず、10:00からの『石内高等尋常小学校 花は散れども』(★★☆)。
整理番号は32番でお客さんは35人ぐらい。
この日はバリアフリー上映ということで、35ミリプリントにおそらくビデオプロジェクターで重ねて上映する方式の日本語字幕つき上映で、盲人のお客さんも多かった。
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終映は12:00頃で、次の13:00からの『ジャーマン+雨』(★★★)までの時間にコーヒーでも飲もうと思い、駅前のマクドナルドぐらいしかなかったのでそこに行くと、なんと30人ぐらいが並んでいて、そこはあきらめて駅ビルのパン屋さんでコーヒーと軽く腹ごしらえ。
そして、会場に戻って入場。
整理番号42番で入場。お客さんは60人ぐらい。
横浜聡子監督のトークショーが上映前に15分ほど開かれる。
上映後のトークショーの方が映画の内容に深く踏み込めるのでいいと思うのだが、時間的な都合で上映前になったのだろうか?
この模様は、WOWOWのカメラが入って撮影していたので、いずれ放送されるだろう。
写真すら見た覚えのない横浜監督は、ビックリするくらい小柄で華奢で、語り口も落ち着いていて、とてもあんな強烈な映画を作るようには見えない。
トークの内容は、主人公のキャラが決まってから脚本を書いて、オーディションでキャスティングして撮影前の準備や撮影の様子を一通り語った。
監督の現在の状況は、青森で松山ケンイチを主役に迎えた新作の撮影が先月終わって、来年の夏の公開に向けてポスプロの作業中とのこと。
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終映は14:30頃で、次の『国道20号線』(★★★)の開映時刻15:30までの1時間弱の間にコーヒーブレイクしたいと思ったが、マクドナルドは相変わらず10人ぐらい並んでいて、パスして代わりを探して駅の反対口のエクセシオールカフェで30分ほどすごす。
そして、会場に戻って入場。
整理番号38番で入場。お客さんは50人ぐらい。
上映後、監督の富田克也、脚本の相澤虎之助に加え、彼らのリクエストにより足立正生監督と荒井晴彦が出席してトークショーが始まる。
『国道20号線』製作の動機が、国道沿いのパチンコ屋の隣にサラ金のATMがあるのが「ヤバイ」と思ったからだそうで、トークの内容も主に今の国道沿いのように、数十年前には日本に無かった風景について語られた。
生の荒井さんは初めてだったけど、ビールの小瓶を持参しての参加。
以前私が「映画芸術」誌での彼の暴走気味な発言に苦言を呈した通り、彼は主観的に考える脚本家向けの人で、他人の作品や意見を客観的に語るのには向いてないと思った。
というわけで、いい作品作りに期待しています。
トークショーはかなり盛り上がって、17:40頃終了して、そのまま帰途につく。